第4回東アジアサミットは25日、タイのホアヒンで開かれました。中国の温家宝首相、日本の鳩山由紀夫首相、韓国の李明博大統領、インドのシン首相、オーストラリアのラッド首相、ニュージーランドのジョン・キー首相とASEAN10カ国の首脳が会議に出席し、地域協力と共に関心を寄せる問題について意見を交換しました。
温家宝首相は席上、「域内各国は手を携えて世界金融危機に対応し、気候変動、エネルギーと食糧の安全確保、貧困と疾病など各種の挑戦にともに対応していく必要がある。寛容で、互いに学びあうコンセプトに基づき、文明の多様性と調和のとれた共存を促していく。開放かつ包容的で、順番を追って共通認識を確認し、協力を進化させ、東アジア共同体の長期的目標に向けて、絶えず邁進していかなければならない」と語りました。
会議後、温家宝首相はASEAN諸国の指導者とともに、『中国―ASEANセンターの設立に関する覚書』など一連の書類の調印式に参加しました。さらに、関係各国は『10+3食糧安全とバイオエネルギー開発協力に関するホアヒン声明』、『東アジアサミット災害管理に関するホアヒン声明』を共同で発表しました。(翻訳:Yan、吉野)
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