第15回ASEAN（東南アジア諸国連合）首脳会議が23日タイの沿海都市チャアム－ホアヒンで開かれました。ASEAN経済共同体委員会は22日の会議で、特別作業グループを設置し、通関手続きの簡素化に向け、ASEAN 単一窓口システムの構築を推進させていくことを決定しました。

　タイのポーンティワ商業相は会議後の記者会見で、「この特別作業グループは、ASEAN 単一窓口システムをどのように構築し、各加盟国の単一の窓口をASEANの統一窓口に統合し、電子文書を含む国境を越える認証に関する基本的な法的枠組をどのように製造するかを研究する」と述べました。

　ASEAN経済共同体が描くASEAN 単一窓口は貿易者が一回限りの通関データーを出すことを許可し、各国がこれらのデーターに対し、同時に電子化処理と審査を行う通関システムのことです。（翻訳：トウエンカ）