中国の貨物船「徳新海号」がインド洋で武装海賊に乗っ取られた事件を受けて、国防省外事弁公室の銭利華室長は北京で22日、中国海軍の護衛艦隊が他の国の海軍と協力して、事件が発生した海域で巡航し、事件の再発防止に努めていることを明らかにしました。
「徳新海号」が乗っ取られた海域は中国海軍護衛艦隊の集結海域から南東2000キロ離れ、国際海事機関が指定した安全区域内にありました。
銭利華室長は「現在中国、EU、ブラジル、韓国など20以上の国の艦隊がソマリア海域で護衛しており、護衛の効率を高めるために、中国は単独作戦を避けて、各国が担当海域を分けて護衛することを提案した」と述べました。
この件について、今後北京で会議を開く予定です。(翻訳:ヒガシ)
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