国連常駐の張業遂中国大使は12日、国際人口開発会議開催15周年の会議で発言し、国際社会が人口分野における協力を強化し、人口問題解決にさらに力を入れるよう呼びかけました。

　その中で、張業遂中国大使は「15年前にエジプトで行われた国際人口開発会議では行動計画を制定し、人口開発の目標と段取りを決めた。そのため、先進国が確約を確実に履行し、発展途上国により多くの支援を提供し、人類社会の共同繁栄のための条件を作り出すよう希望する」と述べました。

　また、張業遂中国大使は「中国政府は終始、実現目標と実践を結びつけ、世界人口の安定増加に寄与した」と語りました。