フランスの海事担当部門は12日、当日午後にフランスのコルセ島近くの海域で行方不明になった小型観光飛行機の6人の乗員はすべて救助されたと発表しました。

　それによりますと、フランス時間の12日午後2時ごろ、6人を乗せたこの小型飛行機はコルセ島にあるプロプリアノ空港から飛び立ちましたが、その後、パイロットから空港のコントロールセンターにエンジンに故障が起こったと言う報告があったものの、それから連絡が途絶えていました。

　この通報を受け、フランスの民事保護機関やフランス海軍がそれぞれ飛行機や軍艦などを派遣し、関係海域で捜査行動をはじめていましたが、数時間に行方不明の飛行機の位置を確認し、飛行機の乗員全員が無事救出されました。関係者は、この6人のうち、2人の健康状況には異常はなく、一人はショックのため不安定な精神状態にあり、他の三人は低熱を出していますが、いずれも病院に運ばれています。

（翻訳：婉）