上海万博局の洪浩局長は11日、28ヵ国の世界観光記者を対象とした記者会見で、「上海万博の期間中、上海は延べ7000万人の観光客を受け入れることが可能である」と述べました。

　洪浩局長はまた、「観光ラッシュの際、ホテルの部屋が不足することが予想されるため、上海観光局は現在、積極的に対策をはかっている。企業、会社などの招待所を改装し、ホテルとして一時的に使用することや、一部の区や県に関しては、民宿による受け入れも考えている。そのほか、蘇州、杭州、嘉興などのホテルとともに、宿泊資源を共有するネットワークを作ることも検討している」と語りました。

　なお、現在、上海と杭州の間に高速鉄道が建設されています。上海万博の開催時期には、上海から杭州までの所要時間は40分以内に短縮されるということです。（オウギ/田中）