PECC・太平洋経済協力会議特別活動グループは9日夜、シンガポールで報告を発表し、「アジアは世界の経済回復を導いているが、持続可能な成長を実現するには地域間の協力が必要だ」と明らかにしました。

　報告は「世界経済は現在、重要な転換期にあり、国際協力は巨大な影響力を発揮することができる。各経済体は難しい構造改革を実施する時、互いを支持し、経済一体化とグリーン経済の発展などの面でさらに協力していく必要がある」としています。

　また、報告は「アジアは世界経済の成長を牽引するようになったが、この勢いを保っていくには、各経済体のそれぞれの成長を促進する措置が必要だ」と述べています。（Katsu/丹羽）