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温家宝首相、金永南委員長と会談

2009-10-05 18:02:38     cri    

 中国共産党中央政治局常務委員でもある温家宝首相は4日、ピョンヤン(平壌)で朝鮮最高人民会議常務委員会の金永南(キム・ヨンナム)委員長と会談しました。

 温首相は、胡錦涛主席と呉邦国委員長のキム・ヨンナム委員長への挨拶と祝福の意を伝えました。温首相は「中国と朝鮮は山と川がつながり、善き隣国である。代代の友好関係は両国人民の根本的利益に符合している。双方の共同努力の下で、両国の前代の指導者らが培った中朝の伝統的な友情を絶えず発展させ、両国国民の心に根付かせ、これは双方の貴重な財となる。両国は、経済発展や人民の生活の改善の重要な任務を担っている。引き続き友好協力を強化していく必要がある。中朝国交樹立60周年と中朝友好年を契機にして、60年来の両国関係発展の経験を締めくくり、さらに友情を受継ぎ、共同発展を推し進め、地域と世界の平和を守っていく」と述べました。

 また、「議会交流は両国関係の重要な構成部分である。中国全人代と朝鮮最高人民会議の友好往来は絶えず強化され、両国人民の相互信頼と友情の増進と、中朝関係の発展促進でさらに大きな役割を果たしていくことを希望する」と語りました。

 これに対して、キム・ヨンナム委員長は温家宝首相を通じて、胡錦涛主席と呉邦国委員長への挨拶を伝えました。キム・ヨンナム委員長は「朝中国交樹立60周年と朝中友好年にあたり、温家宝首相が朝鮮を正式訪問するのは、中国の党と政府が朝中間の友情を高く重視していることを示した。60年来、情勢がいかに変化しても、朝中関係は前向きに進み、両国のそれぞれの発展促進や地域の平和と安定の維持で重要な役割を果たしている。朝中間の伝統的な友情を大切にするのは、朝鮮の党と政府の一貫した立場である。朝鮮は、中国とのハイレベルな往来を保ち、両国の議会と民間の交流を強化し、互恵と協力を深めて、共に朝中関係のさらに美しい未来を切り開いていきたい」と述べた上で、中華人民共和国成立60周年に祝賀の意を表し、「中国の総合的国力と国際的な地位は絶えず向上している。これは、中国の特色ある社会主義が中国の国情に相応しい正確な道だと示している。中国人民が中国共産党の指導の下でさらに大きな成果を収めるよう祈っていく」と語りました。(Katsu/吉野)

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