ブラジル五輪招致代表団がデンマークのコペンハーゲンで開かれた最終選考での招致演説で、「2016年の五輪招致に成功したら、リオデジャネイロに144億ドルの資金を提供する。そのうちの28億ドルは五輪組織委員会作りに当て、116億ドルはインフラ施設の建設に当てる」と述べました。ブラジルスポーツ省はこれについて、「これまでの経験を参考にして、五輪開催によって主催国への投資が刺激され、経済成長を伸ばす効果が開催の10年後までも続く。ブラジルに大量の海外投資が集まる」と見ています。

　また、「五輪の開催で民間のインフラ建設、不動産、石油、情報と交通など複数の産業の発展を促す見込みだ」と指摘しています。（翻訳：KH）