新中国成立60周年の祝賀イベントが1日北京で催され、盛大な軍事パレードと市民パレードが行われました。海外に滞在する華僑と華人はテレビの前に釘付けになり、祝賀イベントの模様を見守りました。これらの華僑と華人は中国系のメディアを通じて、祖国がより繁栄し、国力がより強くなることを祈るメッセージを伝えてきました。

　南アフリカの中華福建同郷会の陳文炳事務局長は「新中国は成立してから、日進月歩の発展を遂げ、総合的な国力と国民の生活水準が絶えず高まってきた。南アフリカに滞在する華僑と華人は祖国の繁栄と富強を誇りに思っている」と述べました。

　モロッコ中国系企業協会の裴文義会長は「閲兵式が中国軍と国家の威力を示し、新中国が持続的かつ急速に発展していることを表した。中華民族の精神を主張し、新中国が収めた偉大な成果を全世界に見せた」と述べました。

　タイに滞在する中国人三世の曾春朝氏は「天安門前で行われた盛大な閲兵式とパレードは、新中国が60年の間、とりわけ改革開放30年間に収めた偉大な成果を示した。胡錦涛国家主席の演説を聞いて、中国は特色のある社会主義の道を歩み、輝かしい今から麗しい未来へ進むことができると確信している」と述べました。（翻訳：KH）