パキスタンの北西辺境州にある警察署で26日早朝、自爆テロが発生し、少なくとも6人が死亡、41人が負傷しました。

　パキスタンテレビ局の報道によりますと、爆弾を積んだ車が、北西辺境州のバンヌ鎮から5キロ離れた郊外にある警察署に突っ込んで爆発し、警察署のビルが全壊し、少なくとも6人が即死、24人の警察官と17人の一般市民が負傷したということです。

　これまでに犯行声明などは出ていません。ザルダリ大統領とギラニ首相はそれぞれ談話を発表し、このテロ事件を非難した上で、早速調査を始めるよう指示しました。（藍/村田）