会員登録

安保理、核拡散防止と核軍縮に関する首脳級会合を開催

2009-09-25 14:19:01     cri    

 













autostart="true"












src="mms://media.chinabroadcast.cn/japanese/20090925ss.wma">BR>



type="video/x-ms-wmv"







width="300" height="44">

 国連安保理は24日ニューヨークの本部で、核拡散防止と核軍縮に関する首脳級会合を開きました。会合では、「核兵器のない世界の構築」に関する決議が採択されました。また、中国の胡錦涛国家主席は「安全な世界を共同で作ろう」をテーマとする演説を発表しました。

 安保理が核拡散防止と核軍縮について首脳級会合を行うのはこれが初めてです。会合では全会一致で第1887号決議を採択しました。

 胡錦涛主席は演説の中で、互恵とウィンウィンを通じて安全を実現するという中国の理念を紹介すると共に、国際社会が関心を寄せている核軍縮、核拡散防止、核エネルギーの平和的利用などの問題について、提案をしました。

 「第一には、世界の戦略的なバランスと安定を維持し、核軍縮プロセスを積極的に推進していく。全ての核兵器保有国は『核拡散防止条約』第6条の規定を確実に履行する義務があり、永遠に核兵器の保有を求めないことを約束すべきだ。核兵器を最も多く保有する国は率先して、核兵器の大幅削減を実施すべきだ。全面的な核軍縮を実現するために、国際社会は適切な時期に、段階に分けて実施可能な長期的計画を制定する必要がある」

 また、胡主席の提案には、核兵器の脅威を減らすため、核の先制使用に基づく核抑制政策を放棄すること、国際的な核拡散防止メカニズムを強固にするため、全ての国が「核拡散防止条約」に加盟し、条約の権威性と効率性を強化すること、各国が核エネルギーを平和利用する権利を尊重し、国際協力を積極的に進めていくこと、核の安全強化に力を入れ、核によるリスクを着実に減らすことが含まれています。

 最後に、胡主席は核拡散防止と核軍縮に関する中国の約束を改めて強調しました。

 国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長は、「核軍縮の交渉会議は『核兵器用核分裂性物質禁止条約』をめぐる協議を含んだ活動計画の実施を推進してほしい。安保理は、世界各国の重要条約の加盟を推進し、条約履行状況の改善に力を入れていく」と語りました。

 また、今回会合の議長を務めるアメリカのオバマ大統領は、「われわれは歴史的な決議を採択した。決議は、核兵器のない世界を実現するわれわれの共同の約束を記録した。そして、安保理が核によるリスクを減少する活動枠組みとなった」と述べました。

 大量破壊兵器とその輸送手段を削減するために、アメリカとロシアが核軍縮に関する新たな協議を採択することを明らかにしました。

 今回の首脳級会合で採択された第1887号決議は「安保理は『核拡散防止条約』に従って、世界の安定を促進し、全ての国にとって安全で、核兵器のない世界を構築するための条件を作る」としています。

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS