ＷＩＰＯ・世界知的所有権機関のガリ事務局長は18日、メディアに対して「初歩的なデータによれば、今年上半期、中国の国際特許権の申請件数は19％増加した。一方、アメリカの申請件数は14％減少した」と述べました。

　2009年の統計がまだ完全ではないため、ガリ事務局長は中国の具体的な数字を明らかにしませんでした。しかし「中国の経済は持続的に成長しており、また中国の企業や大学、研究機構などは国際特許権システムの利用によるメリットをますます認識するようになっている。これらはいずれも申請件数が増加する要因となっている」と述べました。（翻訳：玉華　チェック：吉野）