アメリカのピッツバーグで行われる予定のG20首脳会合のために、EU・欧州連合の非公式首脳会議が現地時間の17日深夜、ブリュッセルで閉幕しました。27の加盟国の指導者は国際金融と経済体制の改善、国際金融体制の改革および気候変動への対応、この三つの議題について認識の一致を見ました。

　EUの輪番議長国であるスウェーデンのフレデリック・ラインフェルト首相は会合の後行われた記者会見で、「G20サミットは現在、世界主要経済体が経済問題を話し合う重要な場となり、統一したEUの声が無視できない」と述べました。

　その中で、フレデリック・ラインフェルトは「5億の人口を有するEUは世界の経済の22％を占めている。そのため、この会合で達成した合意は過小評価してはならない。EUのメンバー国がG20サミットで声が一つになれば、政治影響を強めることになる」と語りました。