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崔天凱駐日大使、中日関係について講演

2009-09-11 14:44:59     cri    

 













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 中国の崔天凱駐日大使は10日、日本の「アジア調査会」の招きに応じて、「新中国発展の道のりと中日関係」をテーマにした講演を行いました。「アジア調査会」の会員及び記者など100人あまりが出席しました。

 崔天凱大使は「今年は中華人民共和国成立60周年に当たっている。60年前、中国人民は長い闘争によって、外国の侵略と戦乱を乗り越え、中華民族の歴史の新しい時代を切り開いた。1978年、中国は経済重視へと方針を転換し、改革開放を実施しはじめた。現在、中国では天と地をひっくり返した変化が発生し、これまでにない安定、繁栄、調和のとれた状況になった」と述べました。

 崔大使は「新中国が歩んできた60年の道のりは平坦なものではない。将来も様々な困難や課題に直面するだろう。中国は今後も建設と発展に全力をあげ、『ひるまず、怠けず、無駄をせず』。絶えず改善を続け、人類の進歩に寄与するとともに、世界各国の発展にチャンスを提供していく」と述べた上で「中国の発展は世界と切り離すことができない。中日関係は特に重要な意味を持っている。歴史を振り返ってみると、両国それぞれの発展には健全かつ安定した関係が必要である」と指摘しました。

 崔大使はさらに「中国の発展と中日関係とは、持続的な調整期に入った。中国の発展がもたらしたチャンスを、十分認識、把握し、それを適切に運用すべきだ」と述べました。これについて、崔大使は次の3点にまとめました。

 第1に、「中国の発展がすべての国々にとってはチャンスだ」という認識を真に確立することです。日本、アジア及び世界により多くのチャンスを提供しています。しかし、急速かつ深刻なものであることから、中国に対する認識が間違うこともあります。この問題点について、直ちに明解にしなければなりません。現在、中国の経済力や国防、国際的な役割などに関する誤解や偏見を取り除き、平和的な発展を推進する中国の戦略を正しく認識しなければなりません。

 第2に、両国の互恵協力を着実に推進していくことです。まず、金融危機対策の面で協力を強め、重要な課題とし、新しい成長ポイントとして育てます。省エネ・環境保護を共栄関係を実現するための重要な分野とし、経済の長期的な開発能力を引き上げ、世界の持続可能な発展に寄与していくことです。

 第3に、近隣国や地域の問題における協力を強化していくことです。中日両国はともにアジアに位置し、重要なパートナーとして、一連の国や地域の問題に直面しています。絶えず協力を拡大し、二国間関係の枠を超えた戦略的な見地で把握・推進していかなければなりません。

 講演終了後、崔大使はまた日本民主党が政権についた後の中日関係や、国連安保理の改革問題、朝鮮半島の核問題などについて記者の質問に答えました。

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