中国国家図書館成立100周年の祝賀式典が9日北京で行われました。中国共産党中央政治局の李長春常務委員が祝賀式典の挨拶に立ち、「図書館は社会文明と進歩のシンボルで、政府が国民の基本文化権益を保障する重要な公共文化施設である」と述べました。
李長春常務委員は挨拶の中で、「図書館が公共文化施設としての役割を果たし、社会利益を最も重視しなければならない。中華民族の優れた文化を伝承し、中華民族が共有するスピリットを分かち合う場所作りに貢献する必要がある」と述べました。
李長春氏はまた、「図書館の閲覧方式を改善しながら、蔵書のデジタル化を実現したり、電子閲覧室を設けたりして、読者に利便性を図ったサービスを提供すべきである」とした上で、「世界各国の公共図書館や大学の図書館との対外交流を強化し、国際社会における中華文化の影響力と競争力の強化に取り組む必要がある。大学では情報学など図書館事業に関わる専攻に力を入れ、生涯教育にも関連のコースを設けて、図書館事業を発展させるための優れた人材を育成しなければならない」と述べました。(翻訳:KH)
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