韓国外交通商省の文太暎（ムン・テヨン）報道官は4日「朝鮮が『ウラン濃縮実験が最終段階に入った』ことを発表したのは、国連安保理の第1718号と第1874号決議に違反したことを意味している。韓国政府はこれを非常に遺憾に思う」と述べました。

　文太暎（ムン・テヨン）報道官は当日の記者会見で声明を発表し「朝鮮は引き続き6月13日の声明で発表した挑発的な措置をとっている。これは朝鮮の非核化と北東アジア地域の平和と安全を実現する国際社会の断固とした意思に対する全面的な否定であり、絶対に受け入れることができない。韓国政府は関係諸国と緊密に協力し、朝鮮が核兵器計画を取りやめ、一日も早く6ヵ国協議に復帰し、真の非核化が実現できることを促していきたい」と述べました。

　文太暎（ムン・テヨン）報道官はまた「アメリカ国務省のボスワース朝鮮問題特別代表が当日午後、韓国を訪問する。韓米双方は朝鮮の核問題について掘り下げた討議を行う」と明らかにしました。（翻訳：ZHL）