韓国統一部の玄仁澤(ヒョン・インテク)長官は3日、「韓国と朝鮮は過去の関係から脱却し、実用的かつ建設的な新しい韓朝関係、Win-Winの新しい韓朝関係を構築する必要がある」との考えを示しました。
これは「民族和解協力汎国民協議会」創立11周年の記念式典でヒョン長官が述べたものです。ヒョン長官は、「韓国政府は韓朝関係の改善と朝鮮半島の平和のために、確固とした原則の下、朝鮮と幅広い対話を行っていきたいと考えている。いつ、何時、いかなる議題であろうと、率直に意見を交わし、互いの溝を埋めていきたい」と述べました。
ヒョン長官はまた、「韓国政府に朝鮮と敵対する意志はない。共存と共栄を追求するとともに、朝鮮の非核化を促すことにより、実質的な対話を進めていきたい」として、「現在の韓朝関係は新たなスタートラインに立っている。今後のゆくえは、依然として朝鮮の態度にかかっている」と述べました。
ヒョン長官はさらに「李大統領が提示した『朝鮮半島新平和構想』は朝鮮核問題と韓朝関係の全面的促進に関する包括案だ。今後、韓国政府は朝鮮が核を放棄することを前提として、この構想を推し進めていく」と述べました。(翻訳:ヒガシ)
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