中国外務省の姜瑜報道官は1日、「ミャンマーとの国境地域で安定が回復し、中国に逃れてきたミャンマーの難民がいち早く故郷に戻れるよう期待している」と述べました。

　ミャンマー北東部のコーカン地区で起きた武力紛争により、地元の住民3万人以上が中国に逃れてきましたが。これについて、姜瑜報道官は「中国は人道主義に基づき、これら難民に必要な援助を行った。現在、これら難民は徐々にミャンマーに戻っている」と述べました。

　姜報道官はまたミャンマー政府に対し、必要なあらゆる措置をとって国境地帯を安定させ、ミャンマーにいる中国人の生命と財産の安全を確保するよう求めました。