中国の回良玉副首相は31日、ラトビアの首都リガでヴァルディス・ドムブロフスキス首相と会談しました。

　回副首相は温家宝首相からの挨拶をドムブロフスキス首相に伝えました。回副首相は、「中国とラトビアの関係は順調に発展している。ラトビアはバルト海地域における中国の重要な協力パートナーである。相互尊重、平等互恵の原則を踏まえて、両国関係の健全かつ安定的な発展を推進していきたい」と述べました。

　これに対し、ドムプロフスキス首相は温家宝首相への挨拶を回副首相にお願いし、「国交樹立して以来、政治や、経済貿易、文化面の交流などにおける両国の往来が絶えず強化されてきた。ラトビアは中国との関係を非常に重視し、『一つの中国』の政策を引き続き堅持し、中国との協力を強化していく」と述べました。

　また、双方は、当面の国際金融危機の下、新しい方式で新しい分野への相互投資と経済貿易の拡大を検討していくことで一致しました。

　会談後、双方は農業や貿易投資促進などの協力文書の調印式に出席しました。（翻訳：トウエンカ）