台湾、香港とマカオの法律に詳しい邱宝昌弁護士はまず、香港の酒酔い運転の取締法を例にして説明し、「香港では、酒酔い運転のドライバーに、運転免許停止期間の延長や社会奉仕活動の実施など罰則を強化して、かなり改善された」と述べました。

　邱宝昌弁護士は次にカナダとアメリカの例を上げ、「カナダでは、酒酔い運転で死亡させた被告に対して最高14年の懲役を求刑していたが、今は無期懲役を求刑できるようになった。アメリカでは、酒酔い運転の被告に対し、運転免許を取り消すほか、懲役1年を求刑する。死傷者を出した場合、第2級殺人で起訴され、死刑まで求刑できる」と述べました。

　邱宝昌弁護士は、中国が法律を強化すれば、酒酔い運転が少なくなるだろうとの考えを示しました。（翻訳：KH/村田）