全国人民代表大会の「環境と資源保護委員会」の責任者、汪光燾氏が24日北京で、再生可能なエネルギーの助成基金を計画中であると明らかにしました。
汪光燾氏がこの日開催された中国全人代常務委員会の第11回会議で、風力、太陽エネルギー、水力、地熱、海洋温度差など非化石エネルギーの開発、利用と激励策に関わる「再生可能なエネルギー法」の修正案を報告しました。この修正案によると、政府基金を設立し、国の年間予算に計上されるほか、再生可能なエネルギーによる電気料金と一般電気料金の差額を還元するなどを通じてその資金を調達することになっています。
修正案はまた、全般的な再生可能なエネルギーの開発計画を立て、国務院による承認を受けた後、全国範囲で実施すると定めています。
「再生可能なエネルギー法」は、2005年に全人代で採択されました。風力発電所による電力量は2005年当初と比べて15倍増えて、太陽エネルギー、メタンガスとバイオマスの利用も大きな進歩を遂げました。(翻訳:KH/村田)
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