インドの大手英字新聞紙『ザ・タイムズ・オブ・インディア』が21日に報道したことろによりますと、インドは、10月に北部地域で予定されているアメリカ陸空軍との大規模な合同軍事演習に向けて、その準備作業を急ピッチで進めているということです。　

「天空・インド」というコードネームで呼ばれるインド空軍とアメリカ空軍の合同軍事演習は、インドのウッタルプラデシュ州アグラとパンジャブ州チャンディガルで行われます。演習期間中、両国の空軍は輸送機を用い、特殊部隊のパラシュート降下訓練を共同で行います。今回の訓練で、アメリカ空軍はC-130輸送機を、インド空軍はII-76輸送機を使用する予定です。

「作戦訓練」というコードネームで呼ばれるインド陸軍とアメリカの陸軍の合同軍事演習は、ウッタルプラデシュ州のチャンディーガルで2週間かけて行われます。インドの士官によりますと、アメリカ陸軍は今回の軍事演習で、約5000名の士官および兵士を派遣するとともに、17台の新型ストライカー装甲車を初めて導入するということで、インドとアメリカで行われる合同軍事演習としては、最大のものになるということです。

（翻訳：田中）