中国衛生省農村衛生局の聶春雷副局長は20日、「都市部と農村部の医療救助制度を整備して、経済的に困難な人々が病気にかかれば治療できるということを実現させるため、医療衛生部門は医療機構のサービスの規範化を進め、これらの人々に効果的な医療サービスを提供するよう保障していく」と述べました。

　聶副局長は「医療機構とその従業員に対する管理を強化し、医療サービスを規範化するべきだ。農村住民を含む経済的に困難な人々に効果的な医療サービスを提供することは医療衛生部門の責任だ。それには、医療サービスとその内容対する監督と管理の強化、公立病院と末端の医療機構の運営体制やその補償制度の改革の推進などがなくてはならず、また基本薬物制度の実施に伴い、基本薬物を多く使い、これら薬品の価格を下げる必要がある」と述べました。

　また、基本薬物制度の実施が医療救助活動もたらす変化について、聶副局長は「国が基本薬物のリストを明確にした後、販売価格を同一し、統一買付けを実施することによって、これら人々の医療費は下がるだろう」と述べました。（翻訳：ヒガシ）