中国国家民族事務委員会がこのほど明らかにしたところによりマすと、ここ数年、少数民族地域の産業構造が調整され、特色のある農業と工業システムが確立されています。

　内蒙古自治区ではエネルギー、冶金、化学工業、製造業、農畜製品加工、ハイテクという6つの産業の付加価値は自治区工業の総付加価値の90％以上を占めています。広西チワン族自治区では、機械、製糖、冶金、食品、石油化学工業、非鉄金属、電力、建築材料の8つの産業は自治区工業総生産量の70％以上を占めています。また、雲南省は産業構造が資源に頼りすぎる状況を転換し、多元的な産業システムが確立されています。貴州省では電力、冶金、非鉄金属、酒醸造、たばこなどは全省工業生産高の60％近くを占めています。チベットの鉱産、グリーン食品と飲料の加工業、チベット医薬業、民族的手工業、建築材料など、青海省の塩湖化学工業、電力、石油天然ガス、非鉄金属なども安定的に成長しています。また、新疆ウイグル自治区では、石油化学工業をはじめに、紡績、鉄鋼、非鉄金属、建築材料、食品加工業を柱とする産業システムを形成しています。（翻訳：玉華　チェック：金井）