中国の労働組合の全国組織である中華全国総工会によりますと、中国の各レベルの労働組合は今年、約70万人の貧困労働者と出稼ぎ労働者の子供の教育を支援するため、8億元を超える援助資金を拠出する予定だということです。

　中華全国総工会の李守鎮報道官は「中国の労働組合は今年、貧困労働者の子供が貧困のために退学することがないようにするために、援助を提供するほか、貧しい家庭の大学卒業生の就職も支援する」と述べました。

　統計によりますと、2005年から2008年までの4年間、各レベルの労働組合は合わせて24億元の資金を集め、貧困労働者と出稼ぎ労働者の子供241万人を援助したということです。（翻訳：王玉華/謝香雲（実習）　　チェック：金井）