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EU、中国産グルコン酸ナトリウムに反ダンピング調査

2009-08-12 16:28:45     cri    

 EU•欧州連合委員会は11日、ブリュッセルで、中国産グルコン酸ナトリウムに対する反ダンピング調査がすでに開始されたと発表しました。

 委員会の発表したところによりますと、調査の目的は、中国製品がダンピングされているかどうか、ならびに、それが欧州の関連企業にダメージを与えたかどうかを明らかにすることだということです。

 委員会は、EUの規定に基づき、反ダンピング調査を実施してから9ヶ月以内に、調査対象製品に対して、6ヶ月間の暫定的な反ダンピング税を徴収するかどうかを決定します。また、EU理事会は、調査から15ヵ月以内に、5年間の正式な反ダンピング税を徴収するかどうかを決定します。

 欧州化学工業連盟(CEFIC)理事会は6月30日、中国産グルコン酸ナトリウムが生産コストをさらに下回る価格で欧州にダンピングされたため、欧州企業の正当な利益を損なうことになったとして、調査の起訴状を提出しました。これを受けて、EUは調査の実施を決定しました。しかし、EUの一部分の専門家や消費者団体は、「このような保護貿易主義的なやり方は、国際貿易にとって不利であるばかりでなく、欧州の消費者の利益を損なうことにもなった」と指摘しています。(翻訳:万兵/謝香雲(実習) チェック:田中)

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