アメリカ政府は11日、朝鮮の大量破壊兵器とミサイルの研究開発計画に関与したとして、朝鮮の光山（Kwangson）銀行に金融制裁を行うことを発表しました。

　アメリカ財務省はこの日、声明を発表し、「端川（TANCHON）商業銀行と朝鮮の蓮峰（Ryonbong）総公司傘下の革新国際貿易有限公司は、大量破壊兵器とミサイルの研究開発に関与していたため、制裁の対象となった。朝鮮当局は、光山銀行などあまり知られていない銀行を通じて、この二つの企業に金融サービスを提供していた。これによって、大量破壊兵器の拡散活動をこれからも継続していくという朝鮮の意図が露呈した」と指摘しました。

　また、声明の中で、「アメリカ政府は、関連規定に基づき、アメリカ国内にある光山銀行の口座や金融資産を全面凍結し、アメリカ企業と個人がこの銀行と取引することも禁止する」と発表しました。

（翻訳：ｈｕａｎｇｊｉｎｇ　田中）