アフガニスタン駐留米軍のマッキャナン総司令官が11日、「タリバン穏健派との和解もあり得る」と表明しました。
マッキナン総司令官はこの日、NPR・アメリカ公共ラジオ放送局のインタビューに対し、アフガニスタンのカルザイ大統領の観点を支持するとした上で、「多数の人は、金銭目的でタリバン組織に参加しているのであって、この組織の理念を認めているわけではない。われわれは、アフガニスタンの政治プロセス推進に向けて、タリバンの穏健派および末端組織の指揮官と和解したいと考えている。タリバンの上層部と和解を達成できるかは、アフガニスタン政府にかかっている」と述べました。
マッキナン総司令官は、また、「アフガニスタン駐留米軍と NATO・北大西洋条約機構軍は、タリバン組織の打倒に自信を示しているが、実現までには、紆余曲折を経ることになるだろう」と述べました。また、まもなく提出されるアフガン戦略評価報告については、「オバマ大統領にアフガニスタンへの増派を要請することも念頭に置いている」と語りました。
(翻訳:huangjing 田中)
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