南米諸国連合首脳会議は10日エクアドルの首都キトで閉幕しました。会議は「キトコミュニケ」を発表し、地域の一体化を強め、外国軍勢力がこの地域に入り込まないよう呼びかけました。

　コミュニケは、「地域の一体化プロセスが進められ、エネルギーや公衆衛生の面で進展を遂げた。このほど成立した南米エネルギー委員会はエネルギー戦略や行動計画、一体化計画の枠組をいち早く策定すべきだ」としています。

　コミュニケはまた、「公衆衛生は経済貿易や利益の上位にある。とくに薬品は公共の福祉である」と強調しました。

　コミュニケはまた、「各加盟国の財務相は研究報告を提出し、南方銀行の設立を進めていく」としています。（08/11　翻訳者：Lin　チェッカー：吉田）