会員登録

イラン大統領選の紛争、終結を告げた

2009-08-04 17:25:44     cri    























src="mms://media.chinabroadcast.cn/japanese/20090804ss.wma">BR>



type="video/x-ms-wmv"





width="300" height="44">

 

 イランテレビが3日報道したところによりますと、イランの最高指導者ハメネイ師はこの日、アフマディネジャド大統領の第10期大統領の就任を公式に承認しました。こうして、アフマディネジャド大統領の2期目の任期が始まったため、イラン大統領選についての紛争は終りをつげました。

 イラン内政省は6月13日、「現任のアフマディネジャド大統領は選挙で62.63%の得票率で勝利した」と発表しました。しかし、そのほかの3人の候補者はいずれも選挙違反を指摘しました。中でもムサビ元首相とカルビ元国会議長は選挙の結果を取り消し、新たに選挙を行うよう護憲評議会に要求しました。改革の支持者はその後、数日間連続して首都テヘランやそのほかの都市で抗議活動を行いました。護憲評議会は調査を通じて、6月26日に内政省の発表した選挙の結果を確認しました。

 イラン第10期大統領認証式が3日テヘランのホメイニイスラム寺院で行われました。ハメネイ師は認証式でアフマディネジャド大統領に委任状を授与しました。認証式にはラリジャニ国会議長やシャロウディ司法長官、護憲評議会のジャンナティ事務局長らの高官とイラン駐在各国の使節が出席しました。しかし、最高評議会議兼専門家会議議長のラフサンジャニ元大統領、改革派の指導者ハタミ前大統領、ムサビ元首相、カルビ元国会議長らの姿は見られませんでした。

 ハメネイ師は認証式で談話を発表し、「国民がアフマディネジャド大統領に投票したのは、彼が疲れも知らず努力し、貧困や腐敗、差別、貴族の態度などとたゆまぬ戦い、国際覇権主義と勇敢に戦っているからだ」と述べました。

 ハメネイ師は談話でアフマディネジャド大統領が多くの支持を得ていることに触れると共に、次の2点に注意しなければならないと指摘しました。一つは、怒りを抱く反対者たちが今後4年間、政府への反抗を続けていくこと。2つ目は大統領と政府に対し、敵意がない反対者の意見を重視することです。

 ハメネイ師はイランの敵に対し、情勢を誤って判断し、1979年のイスラム革命のように、大衆運動を煽動すれば、現政権を転覆することが出来ると思うのは大間違いだと警告し、「強大なイスラム政権の基盤は強固なもので、覆すことの出来ないものだ」と強調しました。

 アフマディネジャド大統領は認証式で、国家計画と管理に積極的に参加するようイラン各界の人々に呼びかけた上、新政府の活動重点について説明し、「雇用、住宅、民族工業の発展は新政府の経済活動における重要な課題だ。そして、国際実務に積極的に参加することも対外政策の重点だ」と述べました。さらに、一部の政府はイランの大統領選挙の前後に現れた敵意に対し非難すると共に、「これらの国が過失を補えば、イランはこれらの国と友好的につき合ってゆきたい」と表明しました。

 アフマディネジャド大統領は今月5日に就任宣誓を行い、就任2週間後に、新閣僚のリストを国会に提出するということです。専門家はアフマディネジャド大統領の再任の合法性が護憲評議会と最高指導者の承認を受け、これによりイラン憲法が規定した手続きを完了したとみています。(翻訳:トウエンカ)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS