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中国 裁判所の仲裁体制の建設を強化へ

2009-07-28 15:04:55     cri    

 中国の最高裁判所にあたる中国最高人民法院の王勝駿院長は、28日、黒龍江省のハルビンで「司法の指導、保障といった機能を十分発揮させるべきだ。社会全体を動員して、矛盾を解決し、社会の調和と安定を維持し、各方面が参与する裁判所の仲裁体制の建設を促していく」と述べました。

 これは、二日間にわたって開かれる全国裁判所仲裁活動総括交流大会で述べたものです。これについて、王勝駿院長は、「裁判所の仲裁は重要な訴訟制度で、われわれ裁判所が裁判権を行使する重要な方式である。今後、仲裁活動を全面的に強化して、裁判所の活動の科学的な発展を促していく」と強調しました。

 さらに、「仲裁の長所は、揉め事を平等、自由、自主的に解決するよう、当事者を指導することだ。その解決案は当事者双方の意志の現れである。仲裁の過程で、当事者双方の憎みを少しずつ解消していけば、最終的には解決することができる」と指摘しました。(朱丹陽)

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