中国全国政治協商会議の賈慶林議長は27日北京で、大陸を訪問している中国国民党の連戦名誉主席一行と会談しました。

　賈慶林議長はその中で、「去年5月以来、両岸関係が積極的な進展を遂げたのは、双方が『台湾独立』に反対する上で、政治面の相互信頼を確立し、『両岸の平和発展という共通の願い』を実現するために力を尽くしたからだ」とした上で、両岸関係の一層の発展を期待しました。

　これに対して、連戦名誉主席は、「両岸関係の平和的な発展は歴史的なチャンスに恵まれている。今後も経済や文化の交流を強める上で、両岸関係の全面的な発展を推進する。両岸同胞が中華民族、中華文化と歴史に対する認識を促し、中華民族の復興の基盤を固めていかなければならない」と指摘しました。（翻訳：ZHL）