中国の楊潔チ外相は24日、北京を訪問している国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長と会談しました。

　楊潔チ外相はその際、中国は多国間主義を一貫して支持しており、国際問題への対応で国連が中心的な役割を発揮するのを主張したいと述べました。また、国連に対して、発展途上国の金融危機対策への支援強化や、気候変動をめぐる国際協力の推進に期待の意を示しました。

　これに対し、パン・ギムン事務総長は、新中国の建国60周年に祝意を表わした上で、気候変動や食糧安全などに対応する上で中国と連携を強化したいと述べました。(鵬)