会員登録

ウイグル族文化、新疆で保護されている

2009-07-20 19:26:56     cri    























src="mms://media.chinabroadcast.cn/japanese/20090720ri.wma">BR>



type="video/x-ms-wmv"





width="300" height="44">

 新疆ウイグル自治区には、ウイグル族、カザフ族など47民族が住んでいます。そのうち、大多数の民族にはそれぞれの言語や文字があります。

 初めて新疆を訪れた人は交通標識や売店の看板などに漢字とウイグル文字の両方あることに気づくでしょう。新疆の地元ウイグル族の人はウイグル語をしゃべり、ウイグル文字を使っています。ウイグル語は地元の人々の暮らしで大きな役割を果たしています。新疆ウイグル自治区文字作業委員会のイブラヒム・イサク副主任は、「現在、ウイグル族の人は日常生活で主にウイグル語をしゃべる。ウイグル語は新疆で最も広く、最もよく使われる言語で、あらゆる意思がウイグル語で表すことができる。法律や教育、政府機関、ラジオ、テレビなど社会生活で広く使われている」と述べました。

 新疆は古代シルクロードの中枢で、東西文明が融合する地です。これを基に、新疆の各民族は豊富多彩な文化を築き上げました。新疆ウイグル自治区無形文化財保護研究所のディリサティ・ファルハト所長は「長い間、政府はウイグル文化の保護と発展を重視し、実り豊かな成果を遂げた」として、次のように述べました。「ウイグル族の伝統的な音楽や舞踊、舞台劇などは無形文化財として保護されている。現在、国家レベルの文化財として登録されたものは47項目、国に保護されている無形文化財の継承者は48人いる。同時に、民間に伝わっている詩歌などの伝統文化も保護されている」。

 このように述べたディリサティ・ファルハト所長は、さらに「近年、新疆の少数民族文化の古代書籍の収集、整理、翻訳及び継承においても大きな進展を遂げた」ことを明らかにしました。

 ウイグル族の「音楽の母」とも言われる十二ムカムは民間音楽と舞踊が上手く結びついたウイグルの宝です。新疆ムカム芸術団のムハマデミン・ムハマデリ団長は、「1951年、国から学者の一部を新疆へ派遣して、ムカムの達人を集めて、録音などによる資料の収集や整理を行った。それによって、十二ムカムが保護されてきた。その後、中国政府は十二ムカムの保護を重視すると共に、この民間芸術の発展を推進した。現在、十二ムカムのCD、DVDなどを出版したほか、世界35の国でツアー演奏を行った」と紹介しました。

 現在、新疆ウイグル自治区には35の国家レベルの文化財保護機構があるほか、自治区レベルの保護機構は274ヵ所、県レベルの機構はなんと3000ヵ所もあります。『突厥語大詞典』の編集者、マフムード・カシュガリー氏の墓は新疆のカシュガルで完全に保護されていて、お墓参りする人の跡は絶えません。2005年には、マフムード・カシュガリー氏の記念活動も催されたということです。(翻訳:ヒガシ)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS