中国吉林省の韓長賦省長は18日、「中国を見る」をテーマにしたCRI記者団のインタビューを受けた際、「吉林省は、経済と社会の発展を促進すると共に、民族の団結と発展の実現にも気を配ってきた。少数民族地区の経済や文化、インフラ施設の建設などの分野の発展に全力を注いだ」と示しました。
中国東北部にある吉林省には、朝鮮族や満族、モンゴル族など35の民族が、住んでいます。少数民族の人口は246万人に達し、全省人口の9%を占めています。
韓長賦省長は、「今まで5年間で、少数民族地区で880の大型プロジェクトの建設をスタートした。これは、少数民族の発展を促すのに有力である。吉林省政府は、少数民族の多くが国境に暮らしていることから、国境地区に様々な支援政策を出した。吉林省延辺朝鮮族自治州を見ると、自治州のGDPはこの5年間で毎年16%のスピードで増加し、固定資産投資は毎年5割以上増え、現地の人々の1人当たりの貯蓄額は年間で2万元に達した」と述べました。(万、大澤)
また、韓長賦省長は「吉林省はこれから、少数民族への支援を強化し、少数民族地区の調和のある発展を促進していく」と述べました。
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