中国の陳徳銘商務相は15日北京を訪れているアメリカのゲーリー・ロック（駱家輝）商務長官と会談し「アメリカが保護貿易主義に反対し、貿易救援措置を慎むという、G20サミットで達成された合意を守り、関係案件をうまく処理するよう」期待を述べました。

　陳徳銘商務相はその中で「中国は一貫して保護貿易主義に反対し、市場の開放を堅持しており、多くの外資系企業は中国の経済刺激策により利益を獲得した。国際金融危機の下で、世界各国がお互に開放貿易と投資を堅持してこそ、経済の早期回復を促すことができる」との考えを示しました。

　これに対して、ゲーリー・ロック（駱家輝）商務長官は「アメリカは中国側と話し合いを通じて関連問題を解決したい」と述べ、両国がクリーンエネルギーや気候変動対策などの面で協力を深めたいとの期待を示しました。（翻訳：ZHL　チェック：吉田）