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欧州議会 東欧出身の議長を選出

2009-07-15 16:50:46     cri    























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 第7回欧州議会本会議は14日、フランスのストラスブールにある本部で行われました。

 欧州市民の代表として欧州連合の機関を統制する機能を担う欧州議会は当初、欧州石炭鉄鋼共同体における共同総会として創設されました。1962年から現在の名称が使われるようになりました。

 この6月に行われた欧州議会選挙でEU加盟国27カ国の有権者7500万人が投票に参加し、定数736人の議員が選出されました。フランス・ドイツなどの与党政党でつくる中道右派「欧州人民民主党」が最大会派の地位を維持して勝利しました。

 14日の本会議で「欧州人民民主党」所属の元ポーランド首相イエジ・ブゼック議員が議長に選出され、史上初の東欧出身の議長が誕生しました。

 議長の任期は5年でしたが、今回議会では下半期は第2会派「欧州社会党」から選出されることから、ブゼック次期議長の任期は2年半となりました。

 選出を受け、ブゼック次期議長は「金融危機対応とエネルギー安全保障、移民問題が最大課題である。また、2000年3月欧州理事会で採択され、世界で最もダイナミックで競争力のある知識経済地域を目指すリスボン戦略の推進は大きな目標である」と述べました。

 ブゼック次期議長はまた、「任期内で、経済危機の影響で隔たりが出た欧州西部と東部を団結させて景気回復させる。また、国際情勢が急速に変化しており、アジアなどの新興国への対応でアメリカとの新しい協力が必要である」と述べました。

 同じ「欧州人民民主党」所属の欧州委員会のバローゾ委員長は「ブゼック氏の欧州議会議長選出は統合への歴史的勝利だ」と祝賀の意を表しました。

 一方、国際問題アナリストは「今回の欧州議会は経済危機対応、欧州憲法制定、欧州の統合など一連の難しい問題に直面している」と見ています。(ジョウ&大澤)

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