アメリカのガイトナー財務長官は13日ロンドンで「現在、世界経済はまだ不確かな要素を多く抱えているが、主要国が危機対策の面で一致した」と述べました。

　中東訪問の途中、ガイトナー財務長官はロンドンに立ち寄り、イギリスのブラウン首相やダーリング財務大臣と会談しました。会談後の記者会見で、ガイトナー財務長官は「各国が多くの経済措置を講じたが、世界経済は相変わらず深刻な危機と課題に直面している」と述べると共に、「主要経済国が経済刺激策を講じることで一致した」と語りました。

　イギリスのダーリング財務大臣も「世界経済にはまだ数多くの不確かな要素がある。この問題も9月開かれるG20首脳サミットの議題の一つとなった」と述べました。（翻訳：ZHL）