13日、中国全国政治協商会議の賈慶林議長は北京で、パキスタン上院のナエク議長と会談を行いました。ナエク議長は会談で、「パキスタンは『一つの中国』を堅持し、いかなる形のテロリズムにも反対し、中国とともに地域の平和・安定を維持していきたい」と表明しました。

　賈慶林議長は、「中国はパキスタンと国交樹立して58年になるが、この間、ずっと平和共存5原則を土台に、平等と友好、相互信頼、相互利益を特徴とした戦略的パートナー関係の構築に頑張ってきた」と話した上、パキスタン政府と人民が長い時間にわたって、台湾、チベット関連、「東トルキスタン」テロ勢力の取り締まりなどの問題で、中国に力強い支持をしてくれたと感謝を述べました。また、「中国全国政治協商会議は引き続きパキスタン上院との交流と協力を深め、両国の友情及び両国の戦略的パートナーシップの深化に向け絶えず努力していく」と語りました。

　ナエク議長はこれに対して、「パキスタンは中国と共に努力し、協力の可能性を一層掘り下げ、両国関係の発展に尽力していく」と語りました。（翻訳：Yan）