中国外務省の秦剛報道官は9日、北京で行われた定例記者会見で「テロリズムは国際社会共通の敵である。3つの勢力は中国を含む関係国の害悪である。テロリズムと3つの勢力を取り締まる面で、関係各国は声を同じく、同一の行動を講じて、協力を強化すべきであり、互いに統一することが重要だ」と表明しました。

　また、秦剛報道官は「大量の証拠によれば、中国にある民族分裂分子と3つの勢力のメンバーは国外でテロ組織の訓練を受けて、国外の3つの勢力と緊密な連絡を保っていることが分かった。これに対して、関係各国が協力を強化し、共にこの地域の安定を守る必要があると中国は主張する」と強調しました。

　秦剛報道官は「中国は積極的に国際テロ取締協力に参加している。国連の枠組み内の協力の中でも、隣国との協力の中でも、テロ取締はますます重要な内容となっている」と述べました。（Katsu/金井）