中国共産党中央政治局常務委員会は8日夜会議を開き、新疆の社会の安定を維持する作業を研究し、基本的施策を講じました。中国共産党中央の胡錦涛総書記が会議を主宰しました。
会議は「ウルムチで発生した暴動は国内外の3つの勢力によって画策、組織された深刻な犯罪事件で、各民族の生命と財産に重大な脅威と損失をもたらし、社会の正常な秩序と安定をひどく破壊した」と強調しました。
会議は「新疆の社会的安定の大局を守ることが、当面の新疆の最も重要な急務である。法に従って、犯罪行為を取り締まり、敵対勢力が民族の団結を破壊することを防ぎ、社会の法制や人民の根本的な利益を守り、人民の基本生活を保障しなければならない。この事件の画策者、組織者と主要メンバーを含む暴力犯罪分子に対して、法によって厳しく処罰する。煽られ、騙された一般市民に対して、教育活動を行う。遭難者の遺族や被害を受けた市民に対して、善後策を講じ、援助活動を行って、積極的に彼らの困難を解決する」としています。
また、会議は「各民族団結の旗印を高く掲げて、漢民族が少数民族から離れず、少数民族も漢民族から離れず、各少数民族もお互いに離れない団結の考えをしっかりと樹立する。各民族の共同の努力による繁栄発展の情勢を大切にするよう各民族の幹部と群衆を指導していく。不法分子の犯罪活動と断固として戦い、民族の団結と社会の安定を自覚的に維持していく」と強調しました。(Katsu/金井)
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