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ウルムチ暴動、生き残った家族

2009-07-09 15:12:59     cri    

 新疆ウィグル自治区の中心地・ウルムチ市で5日夜、「殴打、破壊、略奪、放火」の重大な暴力犯罪事件が発生しました。地元の住民・張文萍さん一家三人が当日は当夜、多くの暴徒に囲まれ、殴られるなどの暴行を受けたものの、幸いにしてウィグル族住民に救出され脱出しました。

 5日午後10時ごろ、ウルムチ市百楽苑地区に住む張文萍さんとその家族が車で帰る途中、南公園を通行中、多くの棒を持つ人間に囲まれました。当時の状況を振りかえて張さんは「これらの人はまずガラス窓を叩き割り、車をひっくり返した。私たちはとても怖かった。子供にけがをさせないように私は子供を自分の懐に抱いた」と述べました。

 その後、暴徒たちが張文萍さんとその家族を車内から引きずり出しました。張さんは必死に子供を抱きながら「許して。子供を傷つけないで」と求めたということです。

 この一家3人が暴徒たちに囲まれ、殴られた時、1人のウィグル族が「殴らないで」と叫びながら、自分の身で暴徒の棍棒を遮り、張さんたちを逃がしました。その後、1人のウィグル族は張さんを草むらの中に隠し、「外に出てこないで」と彼女に言いました。「私はずっと草むらの中に隠れて、外が静かになってやっと出て行った」と述べました。

 張さんは感慨無量でウィグル族の人々に心から感謝しています。

 (翻訳:huangjing)

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