中国新聞社によりますと、新疆ウィグル自治区は8日、全国人民代表大会常務委員会のスマイ・ティエリワルディ副委員長からの書簡を公表したということです。スマイ副委員長はその中で、「民族分裂主義に断固として反対し、民族の団結と祖国の統一を確実に維持していく」と強調しています。

スマイ副委員長は書簡で、「7月５日に起きた事件は、この60年で、新疆で起きたもっとも悪質なもので、死傷者の数や財産の損失額、破壊程度、影響力はいずれも一番深刻だ。新疆の民族団結と社会の安定を著しく妨げるものだ」としています。

スマイ副委員長はまた、「今回の事件は海外の民族分裂勢力と国内の民族分裂勢力との結託によるもので、海外で策動し、指揮し、国内で組織して実行した計画的で、組織的な暴力犯罪だ。このような常軌を逸した残忍な行為は決して許されるものではない。各民族の幹部と人々はこれに断固として反対し、いかなる分裂活動も必ずや失敗に終わるに違いない」とした上、「法律に従って犯行グループを厳重に処罰し、目下の得がたい発展の成果と、安定した政治情勢を守っていかなければならない」と強調しました。（翻訳：Yan）