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ウルムチ暴動の始末

2009-07-07 17:03:19     cri    





















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 北京時間5日夜8時頃、中国北西部の新疆ウイグル自治区の中心地・ウルムチで暴動が起き、それによって、156人が死亡し、1000人余りが負傷しました。新疆公安庁の柳耀華庁長は「今回の暴動事件は組織的で、計画性のあるものだ」としています。

 柳庁長は「今回の事件は民族分裂主義者のラビヤ・カーディルを中心とする『世界ウイグル代表大会』が、広東省韶関で起きた事件を理由に煽動・計画・指揮した暴力犯罪だ」として、次のように述べました。

 「6月26日、広東省韶関市で新疆出身の社員と地元社員による集団乱闘事件が起きた。これは通常の事件に過ぎず、適切な処理をした。しかし、事件発生後、『世界ウイグル代表大会』がこれを口実に中国の民族宗教政策を中傷し、事件の拡大を図った。また、国内でも一部の人がネット上でデマを流した」。

 7月4日夜、一部のネットユーザーはチャットやマイスペースなどで発言し、7月5日夕方5時にウルムチ人民広場や南門に集合し、「世界ウイグル代表大会」が海外で行ったデモを支援するよう呼びかけました。また、携帯電話のショートメッセージでもウルムチへの集合を呼びかけました。「世界ウイグル代表大会」のリーダーであるラビヤも公開の場で、7月5日にウルムチで大きな事件が起きることを明らかにし、関係者にこれに関連する情報を注目し、その収集を命じたということです。

 新疆公安庁の柳庁長は「人々が集まったのは5日の夕方6時20分頃だった」として、さらに、「最初、集まったのは200人あまりで、警察の勧告によって引き上げていった。その後、7時40分頃、300人あまりが人民路、南門付近で道路を封鎖したが、それも警察の勧告で解散した。しかし、8時18分頃、一部が道路の欄干を倒し、3台のバスを破壊した。さらに、8時半頃、事態がさらにエスカレートして、解放南路、龍泉街などで警察の車に火を放ち、通行人を殴り始めた。700人から800人が広場に沿って、破壊行為をしながら西門へ向かった」と詳細を明らかにしました。

 事件発生後、警察によって、夜10時頃には、主な道路や繁華街での暴動は抑えられ、現在、市民の生命と財産の安全のため、警察が警備にあたっています。

 ウルムチ市では6日深夜11時の時点で、社会秩序と市民生活はほぼ、正常な状態に戻りました。5日に発生した暴動で負傷した人は病院で治療を受けています。

 新疆ウイグル自治区人民病院の王発省院長は、「現在、主に心理面でのケアに取り組んでいる。負傷者の家族と協力して治療に取り組んでいる。心療内科医も治療に参加している」と述べています。

 また、今回の事件で200余りの商店と260台余りの自動車が破壊されました。現在、これらの店舗で清掃作業が行われているほか、破壊された自動車も搬出されました。ウルムチ市の交通も復旧しつつあります。 (翻訳:洋、ヒガシ チェック:田中、安藤)

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