中国の胡錦涛国家主席に随行してイタリアを訪問中の何亜非外務次官は5日、ローマで、「中国は食糧安全を維持するため、多くの努力を払ってきた」と述べました。

　何亜非次官はこの日の記者会見で、「中国は国内の食糧供給を保障するだけでなく、アフリカ諸国を始めとする発展途上国の食糧問題解決を後押ししてきた」と述べました。

　また、何亜非次官は「食糧問題は現在、世界で最も注目される課題の一つであり、Ｇ8と発展途上国5カ国にエジプトを加えて行われる対話会議においても各国首脳がこれについて話し合いを行い、食糧安全に関する宣言に調印する予定だ」と語りました。（翻訳：玉華　チェック：田中）