中国のWTO・世界貿易機関常駐代表団の盧先堃参事官は5日上海で、「金融危機により、全世界で保護貿易主義の台頭の勢いが明らかになってきている。その中には、中国を対象とするものが多く、これは中国企業の輸出に困難をもたらすことになる」と指摘しました。
盧先堃参事官は関連の会議で、「中国がWTOに加盟してから8年近く経ったが、十数件の貿易紛争に関わった。長期的に見れば、中国は、WTOの紛争解決体制の主な利用者、また関係者になるだろう。中国政府と企業はこの体制を合理的かつ積極的に利用して、自身の関連の利益を守ると同時に、他の加盟国による提訴に効果的に対応しなければならない」と述べました。
(翻訳:洋 チェック:大澤)
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