OPEC・石油輸出国機構のバスコンセロス輪番議長が3日、北京で開かれている世界シンクタンクサミットで、「石油市場が低迷している現在、石油産業への投機的な投資を抑制すべきだ」と強調しました。
バスコンセロス輪番議長はその中で、「金融危機で世界の原油価格が去年7月1バレル141ドルから去年末には1バレル37ドルに急落した。これは無制限の投機が石油産業の運営と投資にダメージを与えたからだ」と述べました。
バスコンセロス輪番議長はまた、「OPECは目安となる石油価格を決めていないものの、安価な石油が投資意欲に悪い影響を与えることも望ましくない」とし、「OPECは石油市場の安定性を回復する必要があると考えている。これは石油の生産企業と消費者の利益に合致したものである」と述べました。(翻訳:KH)
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