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世界シンクタンクサミット、北京で開催

2009-07-03 15:50:25     cri    




















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 「人類の知恵を分かち合い、全世界の発展を図る」と題する世界シンクタンクサミットが2日、北京で幕を開けました。全世界から30余りのシンクタンクの代表や100人余りの政府首脳、ノーベル賞の受賞者、そして世界ベスト500の最高経営責任者らが一堂に会し、全世界の金融危機対策と世界経済の見通しという議題を巡って、討論を行います。

 世界金融危機が広がっている現在、いかに早く危機から抜け出し、経済を回復させるのか、これは、各国の政府や企業が共に直面している試練となっています。会議の主催側である中国国際経済交流センターの理事長を務める曾培炎元副首相は開幕式で、各国のシンクタンクに対し、協力と交流、情報交換を強化し、政府部門に有益な意見やアドバイスを提供するよう呼び掛けました。さらに(音響1)

 「危機に直面している現在、世界のシンクタンクは各自の優位性を生かして、世界経済の早期回復を促すことにより大きな役割を果たさなければならない。このため、中国国際経済交流センターは今回のサミットを開いた」と述べました。

 中国国際経済交流センターは今年3月に設立され、中国の政治、経済、学術界の現職または退職したハイレベルの高官や企業と金融機関の責任者を集めています。今回のサミットは、経済交流センターが初めて行った国際交流イベントです。これに対し、イタリアのプローディ前首相は、積極的に評価し(音響2)

 「全世界シンクタンクサミットの開催は、中国政府が国際社会の中でより大きな役割を果たし、より重要な責任を担う意欲を表している。今回のサミットは、中国が全世界にもたらした得がたいチャンスであり、金融危機対策の面で大きな役割を果たすだろう」と述べました。

 また、中国の李克強副首相は開幕式で、当面の金融危機対策について、次のように提案しています。

 「各国が需要を拡大し、互いに市場を開放し、安定した発展の実現に努めること。貿易と投資の自由化、利便化を促し、国際貿易環境を改善すること。また、技術譲渡を促し、国際貿易と投資の規模を維持すること。そして、全世界の金融の安定を維持し、国際金融の監督管理体制を改善し、国際金融システムに対し必要な改革を行うこと。全世界のエネルギーと資源の供給関係を改善し、エネルギーや資源、市場や価格の安定化を促すことだ」と語りました。

 李克強副首相はさらに、「中国は、対外開放を一段と拡大していく計画であり、互恵戦略を堅持すると同時に、あらゆる形の保護貿易主義に反対する。また、国際協力の中で自身の発展を図り、全世界の共同発展を促していく」と述べました。

 今回のサミットには、1つのメインフォーラムと5つのテーマ別のフォーラムが設けられています。メインフォーラムでは、金融危機対策における政策の評価と予測、新たな国際金融システムの構築、金融危機が経済のグローバル化と地域化にもたらす影響などの議題を巡って討論を行います。テーマ別のフォーラムの議題はそれぞれ、貿易自由化と投資利便化の促進、持続可能な発展とマクロ経済政策、多国籍企業の金融危機における協力と責任、全世界の消費、備蓄、それに金融安全、重要な経済問題におけるシンクタンクとの協力などとなっています。(翻訳:洋 チェック:大澤)

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