日本の国銀にあたる中国人民銀行の周小川頭取は北京で開かれている「世界シンクタンクサミット」で、アンバランス状態に陥った世界経済を調整するため、中国の過剰貯金が発展途上国へ流動することを望んでいる」と述べました。
周小川頭取はその中で、「中国の貯金率は相当高いので、部分的な過剰貯金が存在する可能性はある。私はより多くの過剰貯金が発展途上国へ流動することを望む。これには、国際的な経済組織と国際通貨体制によるサポートを得なければならない。これは、世界中の可処分所得の分配状況を改善するほか、世界範囲における経済成長を促すことができる。我々はこういう成長が持続可能な道であるべきだと思う。人口の増加から見れば、発展途上国が将来世界の総需要を牽引する鍵となる」と述べました。(翻訳:KH)
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